2012年5月11日金曜日

マカオ旅行

香港の隣に位置するマカオ。ポルトガル領だった街並みは、世界遺産も多くエキゾチックで香港とは大きく違った雰囲気が魅力的です。


1. 東京からマカオへ行く方法
羽田空港からも、成田空港からもマカオへの直行日はありません。(2012年5月現在)
したがって、羽田空港か成田空港から香港へ行き、香港からマカオへはフェリーで移動することになります。(香港へのフライトは約4時間30分)


2. 香港からマカオへ行く方法
香港からマカオへ行くフェリーは3ルート。どのルートも処方時間はおよそ1時間ですが、若干前後することもあります。オススメは空港から直行ルートです。

香港国際空港からマカオへ直行するルート
空港内にマカオ行きの乗り換えカウンターがあり、フェリーチケットを購入して香港に入国せずそのままフェリーに乗り換えることができます。羽田空港や成田空港で航空会社に預けた荷物の引換証を見せてフェリーのチケットを購入すれば、荷物はフェリーに積み込まれてマカオで引き取ることができます。
運行本数が他のルートに比べてだいぶ少ないので、フライト時間によっては利用できない場合もあります。

九龍(カオルーン)からマカオへ行くルート
九龍の尖沙咀にある「チャイナフェリーターミナル」からマカオへ行くフェリーに乗ることができます。香港国際空港からのエアポートエクスプレスの九龍駅からタクシーで5分〜10分ほど走らなければならないので、ちょっと面倒です。
運行本数は約30分に一本の割合なので、あまり待たずに乗船することができます。
※以前はファーストフェリー(新渡輪)というフェリー会社の運行でしたが、2011年に買収され、現在はターボジェットにより運行されています。

香港(上環駅)からマカオへ行くルート
香港の地下鉄「上環駅」に隣接する「港澳碼頭(マカオフェリーターミナル)」からマカオへ行くフェリーに乗ることができます。香港国際空港からのエアポートエクスプレスの香港駅は地下鉄「中環駅」に接続していて、「上環駅」は地下鉄で一駅です。したがって、エアポートエクスプレスの「香港駅」からタクシーで5分〜10分ほど走るか、地下鉄で一駅移動しなければならないので、ちょっと面倒です。時間帯や荷物の大きさなどによりますが、混雑する地下鉄の駅や電車にスーツケースを引きずって移動するのはかなり大変かもしれないので、タクシーの方が無難だと思います。

ターボジェットのウェブサイト
http://www.turbojet.com.hk/jp/home/index.asp


3. マカオの通貨
マカオの通貨は「パタカ」と呼ばれる独自の通貨ですが、香港ドルがタクシーでもレストランでもホテルでもカジノでも、どこでも使えます。日本円から両替すると、香港ドルの方がレートが悪いのですが、マカオパタカは香港では使えず、日本では日本円に両替することができません。あまり高額な両替が必要でなければ、香港ドルに両替して使用するのが良いと思います。注意が必要なのは、香港ドルで支払っても、おつりがパタカで却ってくることがあります。

4. マカオの交通事情
マカオの中には鉄道はありません。移動はタクシーかバス。カジノがある大型ホテルはフェリーターミナルとホテルの間や、有名な観光スポットとの間を無料の送迎バスを走らせているので、それも活用したいところです。
タクシーの運転手の多くは、英語が通じません。香港のタクシーの運転手もときどき英語の理解力が全くない人もいますが、マカオの方がもっと英語が通じません。したがって、目的を伝えるには中国語を話すか、中国語で書かれた住所や地名を見せるのが良いと思います。
※道路標識などにポルトガル語が書かれていますが、タクシー運転手のほとんどはそれらを読むことができないそうなので、ポルトガル語で住所や地名を見せてもわからない可能性大なので気をつけて下さい。


5. マカオの観光地
世界遺産に登録されている場所が22カ所もあるマカオ。でもそれらは比較的コンパクトなエリアにまとまっているので、一日あればそのほとんどを見て回ることができます。


6. マカオのカジノ
マカオにはラスベガスの大型カジノも進出していて、世界一のカジノ大国になっています。中国本土に隣接することから、中国人の観光客がそのほとんどで、ラスベガスとはだいぶ雰囲気が違います。アジアのカジノの雰囲気を存分に楽しみたい人には最高です。


7. マカオのグルメ
マカオで美味しい料理と言えば、中華料理とポルトガル料理。特にオススメしたいのは中華料理なら海鮮。香港よりも安価で美味しい料理が食べられます。ポルトガル料理はシチューやグリルやソーセージなど、日本人に馴染む料理が沢山あります。また、日本のベーカリーで見られるようなパンも多く、見た目と味の良さと、その種類の豊富さにもビックリするはずです。


8. マカオから珠海(中国本土)へ
マカオは中国本土と国境を接していて、歩いて中国本土へ入ることができます。中国本土側の地名は珠海(ジュウハイ)で、マカオよりも宿泊費など全てが安くなります。ただし、治安は悪くなるので、夜間の外出は避けた方が無難だと思います。


9. マカオの基本情報
通貨:マカオパタカ(MOPと表記)/香港ドル(HKD)
電気:220V/50Hz ※東京は100V、50Hz(大阪は100V、60Hz)
コンセント:ヨーロッパの2穴丸ピン型(ホテルは香港と同じBF型が多く設置されてます)
ビザ:短期の観光なら不要
消費税:なし(2012年現在)
時差:1時間(日本の時間から1時間遅れています)
チップ:不要
国番号:853(日本からの国際電話の国番号です)





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