2012年5月21日月曜日

深圳(中国)旅行

香港に隣接する深圳(しんせん)。
中国の地方都市でありながら、香港に隣接する立地から急激な変貌を遂げています。


1. 東京から深圳へ行く方法
中国国際航空で成田から深圳へ直行便がありますが、香港への便数の多さから香港便を利用して、陸路で深圳へ行く方が便利だと思います。
香港へは、羽田便と成田便があり、所要時間は約4時間30分。
香港から深圳へは船、バス、電車などが利用できますが、船とバスは本数に限りがあるので、電車で行くのがオススメです。MTR東鉄線の「尖東駅」で乗車して、「羅湖駅」か「落馬洲駅」で下車。
また香港にも立ち寄れるので、香港での滞在もしっかり考えておきたいところです。
<香港旅行>


2. 深圳のグルメ
深圳ならやっぱり本場の中華料理。地元の人が利用するとても安いお店もあれば、観光客や海外からのビジネスマンや駐在員に人気の高級店までさまざまあります。
中華料理以外にも、日本食のレストランや洋食のレストランもあり、数日の滞在ならお店選びに困ることはないと思います。
気を付けたいのは、お店の衛生面。やはり安価なお店の衛生面はちょっと心配なところもあるので、店構えと立地と利用客の数や身なりなどで、良さそうなお店を見分けてみましょう。


3. 深圳のショッピング
深圳にはまるで秋葉原のような場所があり、パソコンやケータイなどのパーツやアクセサリーが売られています。その多くは海外の有名メーカーの商品を製造する会社や工場で製造されたものが多く、「ホンモノ」「ニセモノ」と「OEM品」が混在しています。
例えば、アップル社製のケーブルなどの本物もありますが、やはり本物の値段。ニセモノは見た目はそっくりですが、やはりニセモノ。品質には相当のばらつきがあって、「安かろう悪かろう」なモノが多数あります。「OEM品」はニセモノよりも品質は良いものがありますが、検品の質や商品の取り扱い状況によって、かなり品質は変わるので注意が必要です。
深圳ではiPhoneのカバーやケーブルなどを購入したいという人にはとてもオススメの街ですが、商品を購入する場合には必ず商品の一つ一つがちゃんと壊れていたり、キズが付いてないかなどを確認しましょう。
また、当然のことながら偽物(コピー商品)の日本への持ち込みは禁止されているので、本物だとだまされて購入したりしないように気をつけましょう。


4. 深圳のホテル
深圳のホテルは香港と比べれば格安なので、宿泊費を抑えたいという人にはとてもオススメです。深圳の中でも安いホテルに関しては安全面と衛生面などの理由から宿泊はオススメしませんが、ある程度の規模とグレードのホテルであれば、安心して宿泊できます。海外の高級ホテルチェーンもあるので、立地と価格で選ぶのが良いと思います。


5. 深圳の交通事情
基本的にはタクシーの利用がオススメです。信号がある交差点も増えましたが、交通ルールに対する認識は低く、自転車と車とバイクが入り乱れていて、頻繁に交通事故も発生しています。道路を横断する際には常に細心の注意を払い、事故に遭わないように気をつけましょう。


6. 深圳の治安
スリや強盗のリスクがあり、特に夜間の一人歩きはオススメしません。街灯が少なく、表通りでもすれ違う人の表情が分からないくらいです。
また人ごみでは所持品に十分注意して、スリに遭わないように気をつけましょう。
さらに、悪質な飲食店などではぼったくりに遭う可能性もあります。現金の持ち歩きを控えて、クレジットカードを持ち歩く方が安全ですが、ATMでお金を引き出させられる被害もあるので、くれぐれも怪しいお店には立ち入らないようにしましょう。


7. 深圳の感想
香港とは隣り合わせでも、その雰囲気は大きく異なります。この数年の間に、高層ビルが立ち並び、沢山の車が街を走り、大きなショッピングセンターも建設されてとても活気があります。中国の経済的な発展と成長を肌で感じる事ができる街として、手軽に行かれる中国本土の玄関口という印象です。
香港と比べれば、宿泊も食事も買い物も安いのが魅力的です。
その一方で、安全面や衛生面のリスクは増大すると思います。旅慣れていない人には、一人旅ではなくツアーや信用できる通訳と一緒に行くことをオススメします。


8. 深圳の基本情報
通貨:中国元(CNY)
電気:220V、50Hz
コンセント:A、B、B3、B、F、C、O、SE
ビザ:短期の観光なら不要
時差:1時間(日本の時間から1時間遅れています)
チップ:不要
国番号:86(日本からの国際電話の国番号です)






0 件のコメント:

コメントを投稿